2013年5月21日火曜日

VirtualBox の Linux に Windows ホストのファイルシステムを共有する

VirtualBox 上で動いている Linux から Windows ホスト上のファイルシステムを共有して 利用可能にする方法のメモ。

Ubuntu 13.04 x64 on VirtualBox 4.2.12
$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 13.04
Release: 13.04
Codename: raring

必要なもの:

VirtualBox Guest Additions がインストールされていることが必要。
普通はインストール済みのはず。

Windows上の作業:

共有するディレクトリを作成。 (例: C:\Work\Shared)

Virtual Box上の作業:

共有フォルダを作成する。
「Virtual Boxのデバイスメニュー > 共有フォルダ」 を実行して 共有フォルダを作成。
「共有フォルダ」、「一時的な共有フォルダ」が選択できる。
今回は一時的に共有できれば十分で永続化するつもりはないので、
「一時的な共有フォルダ」以下に共有フォルダを作成する。

パスに共有するフォルダのWindows上の物理的なパス、
フォルダー名に Linuxから見える共有フォルダ名を指定。
ここでは、パスに「C:\Work\Shared」、
フォルダー名に「Shared」を指定した。

読み取り専用なら「読み取り専用」にチェックを入れる。
一時的なものなので自動マウントと永続化はチェックしない。

Linux上での作業:

  • マウントするディレクトリを作成する。
    sudo mkdir /media/shared
  • マウントする。
    sudo mount -t vboxsf [共有名] [マウントするパス]
    sudo mount -t vboxsf Shared /media/shared
    ファイルタイプは vboxfs ではなく vboxsf。
    VirtualBox Shared Folder の略か?



これで完了。
$ ls /media/shared
テスト.txt


自動マウントを設定した場合には再起動時に、 /media/sf_[共有名] フォルダが作成されてそこにマウントされる。
この場合、vboxsf グループのメンバーしかアクセスできないので、ログインユーザーを vboxsf グループのメンバーにする必要がある。

参考:

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