Android 機で普段音楽等を聞くのに使っている Bluetooth ヘッドフォンだがマイク機能もついている。 通話などではヘッドセットとして使用できるのだが、録音アプリやWeb会議などのアプリではマイク機能が使えないので少し調べてみた。
Wikipedia によると Bluetooth にはいくつかのプロファイルがあり、いずれかのプロファイルを使用してホスト機は Bluetooth デバイスと通信する。
主なものは以下の通り(他にもたくさんある)。- HSP (Headset Profile)
Bluetooth搭載ヘッドセットと通信するためのプロファイル。モノラル音声の受信だけではなく、マイクで双方向通信する。
- HFP (Hands-Free Profile)
車内やヘッドセットでハンズフリー通話を実現するためのプロファイル。HSPの機能に加え、通信の発信・着信機能を持つ。
- A2DP (Advanced Audio Distribution Profile)
音声をレシーバー付きヘッドフォン(またはイヤホン)に伝送するためのプロファイル。HSP/HFPと異なり、ステレオ音声・高音質となる。
通常 Android機 は A2DP プロトコルを介してヘッドセットと接続するのでマイク機能は使えない。
通話機能など一部の機能では HSP/HFP を使ってヘッドセットと通信をするのでマイク機能が使えるということになるようだ。
BTMono という Android アプリがあって、それで解決できるようなので試してみた。
- BTMono
- Google Play - Skype for Android で Bluetooth ヘッドセット通話できるアプリ BTmono
- TeraDas
具体的な使い方などはこちら
接続されている Bluetooth デバイスのプロファイルを A2DP から HSP/HFP に切り替えるアプリの模様。
もともとは、HSP/HFP のみでA2DP プロファイルのないヘッドセットで音楽などを聞けるようにするアプリのようだが、今回のように、A2DP/HSP/HFP サポートのデバイスでヘッドセット機能を使うようにする目的でも使える。
接続されている Bluetooth デバイスのプロファイルを切り替えるので、
BlueTooth デバイスを起動後に BTMono を起動して切り替えを有効にする必要がある。
有効にするとすべての音声入出力が HSP(HFP?) 経由で Bluetooth デバイスに切り替わるので、
Skype などのアプリや Google 音声入力などの入出力がすべてBluetooth デバイス側になる。
無事にヘッドセットからの音声入力ができるようになったが、接続プロファイルが切り替わっているので
音声出力も HSP/HFP 品質になる。
音声として聞くには十分と思われる。
BTMono を無効にし忘れると、音楽プレーヤーの出力までも HSP/HFP 品質になってしまうので使い終わったら無効にする。
音声入力で本格的に文章を書こうと思い、bluetoothヘッドセットを買いましたが、マイクを認識しなくて困ってました。
返信削除この記事の通りにアプリを入れたらちゃんと認識できました!
もう更新してないみたいですが、ありがとうございます。
お役に立てたようでよかったです。
返信削除Your article is extremely good.You might be interested in :3d parallax wallpaper for pc
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